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外反母趾

 

ー原因・症状・医学的治療などー

1.外反母趾について:はじめに

昭島市・立川市で唯一の【腰痛専門の整体室・欣令】

                  

日本人が靴を履くようになってから足の代表的な疾患となり、痛みに耐えながら日々を過ごしている人も多い身近な病気です

 

外反母趾とは足指の変形のことで、母趾ぼし(足の親指)の付け根の関節が第二趾(人差し指)のほうに“くの字”に曲がったものをいいます。

母趾の関節は通常、外側の第二趾のほうに沿って曲がっていますが、この角度が20度以上のものを外反母趾とすることが一般的です。母趾の付け根の関節は足の内側に大きく突き出し、靴との摩擦で強い痛みが出ることがあり、歩行障害の原因になります。
また、重症の場合には、母趾の付け根の関節が亜脱臼することもあり、手術が必要になることもまれではありません

(羅漢率)成人のおよそ30%に認められるといわれ、中年以降の女性に多く発症しますが、最近ではハイヒールが原因の外反母趾が20~30歳代の女性に多く見られます

圧倒的に中高年の女性に多いため、ハイヒールが原因と思われがちですが、ハイヒールを履いたことがない男性でも外反母趾になることがありますし、ハイヒールを毎日履いていても外反母趾にならない女性もいます。生まれつきの足の形と生活習慣が組み合わさって一定の条件を満たした場合、外反母趾が発症するようです
放置すると、変形が進行することはあっても自然治癒することはありません。

2.外反母趾:その症状・診断は?

診断

母趾がMTP関節で小指側に曲がり、HV角(上図参照)が20度以上になると外反母趾と診断されます。HV角が20度~30度は軽度、30度~40度が中等度、40度以上が重度に分類されます

外反母趾は、外見から診断されますが、その状態を評価するためにX線検査(レントゲン検査)が行われます。X線検査では、母趾の外側への屈曲の程度を評価します。また、関節の破壊などがないかを調べ、治療方針を決定していきます

関節リウマチ関節が緩みやすくなるような先天性の病気がないかを調べるために、内科学的な血液検査や画像検査などが行われることもあります

         

症状

特徴的な症状は足の母指(親指・母趾)の先が人差し指(第2趾)のほうに「くの字」に曲がり、つけ根の関節の内側の突き出したところが痛みます。その突出部が靴に当たって炎症や潰瘍を起こして、ひどくなると靴を履いていなくても痛むようになります

また、ひどくなると、突出部の皮下に浸出液が貯まることもあり、腫れや発赤ができます。これにより、歩行時に痛みを感じ、歩行障害の原因になります。また、突出部を通っている神経が障害されて、しびれや痛みが引き起こされることも多々あります

この様なさまざまな症状が出ると、自然と不必要な歩行や動作を避ける様になります。これにより、筋力の低下が生じて、扁平足や開張足を悪化させ、さらに外反母趾をさらに悪化させるという負のスパイラルとなってゆきます

さらに症状が悪化すると、歩行時に母趾での蹴り返しが行えなくなるため、代償的に第二趾に過剰な負担がかかり、足の裏の第二趾の付け根付近にタコができることがあります
また、母趾の外側への屈曲が進むと、母趾が第二趾や第三趾の下に潜り込んで、母趾の付け根の関節が亜脱臼することがあります。このような状態になると、非常に強い痛みが生じるだけでなく、体重バランスの悪化による歩行障害が引き起こされます

3.外反母趾:その(医学的)原因は?

外反母趾の原因には、生まれながらの解剖学的な特徴である遺伝的な要因と、生活習慣が大きく関わる非遺伝的な要因があります
 

遺伝的要因

 

遺伝的要因による外反母趾は、若年者にも多く見られます。扁平足や開張あし、関節が柔らかい人や母趾の長い人が、外反母趾になりやすいと言われています

特に扁平足や快調足では、足のアーチ構造が崩れ、立位になると足の前の部分が全体的に扇状に広げられます。この場合、靴を履いた時に、広がった足先が靴先に圧迫されて外反母趾を誘発すると考えられています

まった、母趾が第二趾より長いと、靴の締め付けによって母趾が外側に屈曲した足型となり、外反母趾の誘因となります(下文「エジプト型は要注意」参考)


非遺伝的要因

 

外反母趾の非遺伝的な一番の原因は靴を履くことで、幅の狭いつま先が細くなった靴を履くと母指のつけ根から先が圧迫されて変形します。ヒールの高い靴はつけ根にかかる力が増えてさらに変形を強くします。

10歳代に起こるものは母指が人差し指より長かったり、生まれつき扁平足ぎみであったりする外反母趾になりやすい特徴があります。最も多い中年期のものは履物に加えて、肥満と筋力低下などによっておこります。

健常な足には縦のアーチだけでなく横のアーチがあります。外反母趾ではこれらのアーチが崩れて扁平足になると、中ほどにある母指の中足骨が扇状に内側に開き、それから先の指は逆に靴で外側に圧迫されておこります。

2.エジプト型は要注意(上の図参照)

 

母趾より示趾(足の人差し指)の方が長い形をギリシャ型、母趾の方が長い形をエジプト型、同じ長さの形をスクエア型(正方形型)といい、日本人の場合はそれぞれ25%、70%、5%の比率と言われています。最多を占めるエジプト型は、体重がかかったときに足全体の均衡を保とうとして母趾のつけ根にねじれた力がかかりやすく、その力を逃すために関節が内側に変形し、外反母趾となってしまう事があるので要注意です

 

3.偏平足・開張足も

人間は進化の過程で足のアーチ構造を獲得しました。踏み出す動力を産み出すバネ作用、接地の衝撃を緩和するクッション作用、片足でも倒れにくくなる安定作用があります。このアーチ構造は足の裏の足底筋膜という強靭な線維束によって作られます
このうち縦のアーチが弱いタイプを偏平足、横のアーチが弱いタイプを開張足といいます。
エジプト型の足と同様に、偏平足や開張足でも母趾のつけ根にねじれた力がかかりやすく外反母趾になりやすいという論文が多数あり、要注意です。


4.外反母趾を起こしやすい生活習慣は

外反母趾の発症に影響を与える生活習慣は靴の装用以外に報告されておらず、例えば特定のスポーツを行うと発症しやすくなるといった報告はありません

靴を履く習慣があるとはだしに比べ明らかに発症しやすくなり、幅の狭い靴では鶏眼(魚の目)、胼胝(タコ)、外反母趾が増え、かかとの高い靴は胼胝と外反母趾が増えるというデータがあります
どの種類の靴をどの程度の時間使用すると発症するのかというのはまだわかっていませんが、幅が狭いハイヒールが外反母趾発症のリスクを高くするのは間違いありません

4.外反母趾:その一般的な治療は?

外反母趾の治療方法は保存療法と手術療法があり、保存療法には①靴指導、②運動療法、③装具療法、④薬物療法があります。


保存療法

① 靴指導

痛みの軽減および変形の進行を抑えるため、拇趾のつけ根がフィットして指先はゆったりとした形で、ヒールは低く、柔らかい素材の靴が推奨されています。またアーチを補強するような形のインソール(中敷き)を併用することも有効です。市販のインソールが合わない場合、医師の処方の下、義肢装具士がオーダーメイドで作る方法もあります。

② 運動療法

ゴム紐を両足の母趾にかけて離す方向に力を入れるHohmann体操が有名で、軽度から中等度の外反母趾に対して痛みを軽減する効果が期待できます。また足の指でグー・パーを作って指を開く母趾外転筋運動も軽度から中等度の外反母趾に対して若干の変形矯正効果が期待できます。

 

③ 装具療法

痛いところを除圧するパッド、歩行時や夜間に使用する矯正用装具、靴指導でも述べたアーチを補強するインソールの3つに分けられます。いずれも痛みを軽減する効果はありますが、使用を中止すると痛みが再燃してしまいます。また矯正用装具はHV角を3~7度程度改善する効果が期待できますが、確実ではないようです。

 

④ 薬物療法

湿布、軟膏、クリームといった消炎鎮痛剤入り外用薬は他の保存療法と併用することによって痛みを軽減させることができます

 

手術療法

変形が進み保存療法では痛みが抑えきれない場合は、手術療法の適応となります。前述のように手術の術式は多数あり、変形の程度、足全体の形、体形、年齢、関節リウマチなどの合併症の有無、仕事内容、入院できる日数などを考慮して最適な術式を選択します。最も一般的なのは骨切り術といって、中足骨の一部を切除して変形を矯正する方法ですが、切除の仕方もいろいろあります。それぞれメリット・デメリットがありますので、手術を受ける際には執刀医からよく説明を聞いてください。

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